最近、「筋膜リリース」が注目されています。筋膜が硬直や癒着を起こすと血流やリンパの流れが滞り、肩こりやむくみが生じてしまう恐れもあります。そこで筋膜リリースに役に立つのがフォームローラーです。インターネットをはじめ、ニトリやドン・キホーテ、ダイソーなど取り扱う店舗も多いので、注目度の高さがうかがえるでしょう。
一般的なフォームローラーは凹凸のある筒状の器具で、背中や太もも、お腹などを乗せて転がします。運動前後のストレッチにも効果があり、血流やリンパの流れがよくなることで痩せる効果も期待できるのです。本記事では、厳選したおすすめのフォームローラー10選をお伝えしていきます。
1.耐久性バツグン!グリッドフォームローラー/TRIGGER POINT(トリガーポイント)

表面に適度なクッション性があるTRIGGER POINTの「グリッドフォームローラー」は優しい刺激が魅力です。表面の突起は指先のような感覚で、マッサージをされているような気持ちよさでコリをほぐせます。転がしやすい形状で柔らかさもあるため、とくにおすすめしたいのが女性や初心者です。長さ33cm×直径14㎝で重量は604gです。
2.1,000円台で購入可能!フォームローラー/Primasole(プリマソーレ)

大小のサイズが異なる凹凸により、効果的な刺激が得られるPrimasoreのフォームローラー。通常、体重の2倍以上の耐荷重が必要といわれているフォームローラーですが、Primasoreのフォームローラーは耐荷重200kgで安心の設計。「壊れてすぐに買い替える」という心配も軽減されます。サイズは長さ33cm×直径14cm、重さは900gです。
3.環境に配慮した素材も魅力!エコボディローラー/easyoga(イージーヨガ)

さまざまな形状の凹凸が複雑に配置されているeasyogaの「エコボディローラー」の素材には、25%の竹と、もみ殻が使われています。背中への効果的な使い方は、左右どちらかを下にして横になり、脇の下あたりにローラーを置いて転がすとよいでしょう。とくに肩回りや背中など上半身のケアに使いやすく、肩こりの解消にも効果が期待できます。長さ32.5cm×直径13cm、重さは630~670gです。
4.まるで指圧されているような感覚!フォームローラー/TETOP(テートップ)

TETOPのフォームローラーは、プロのマッサージのような指圧を目指して作られています。見た目からもわかるように凹凸部分は適度な丸みを帯びているため、ソフトな刺激です。フォームローラー初心者の方は、選ぶフォームローラーによっては痛いと感じるケースもあるでしょう。TETOPのこちらのフォームローラーは、凹凸で痛みを感じやすい初心者にも向いています。耐荷重が500kgなので、長持ちするのも魅力です。
サイズは長さ45cm×直径12.5cmで、重さは800g。フォームローラーのなかでは細めです。
5.カラフルな柄は部屋のアクセントにも!フォームローラー/IMPHY(インフィ)

鮮やかな迷彩柄が特徴のIMPHYのフォームローラーは、3種類の凹凸による突起で効果的な刺激を与えます。ソーセージのような形の突起は弱い刺激、ダイヤモンドの形をした突起は中程度、そして山型の突起は強い刺激です。身体にあたる突起の種類により感じ方が異なります。
強い刺激を与える突起もあるため、中級者~上級者におすすめのフォームローラーです。太ももやおしりなど大きな筋肉のストレッチに効果が期待できるでしょう。サイズは長さ33cm×直径13cm、重さ536gです。
6.持ち運びしやすいミニサイズ!リリースローラ―ミニ/ALINCO(アルインコ)

出張先や旅行先で長時間の移動で疲れた筋肉をほぐすのに最適なのが、ALINCOの「リリースローラーミニ」です。長さは15.5cmと、通常のフォームローラーの約半分です。コンパクトサイズですが、2種類の突起を配置。平面の突起は広範囲をほぐし、ややとがった突起は、強めの刺激を与えたい箇所に使います。
7.手持ちタイプで扱いやすい!手持ち挟み式フォームローラー/ Fat Mermaid(ファットマーメイド)

フォームローラーといえば、筒状のタイプを思い浮かべる方も多いでしょう。Fat Mermaidの「手持ち挟み式フォームローラー」は、手でグリップ部分を握り転がして筋肉のコリをほぐすタイプです。使い方は、グリップを大きく開き4つのローラーの間にほぐしたい箇所を挟みます。首や太もも、お腹など大きさに合わせて変更が可能です。
テレビを見ながらでも気軽に取り入れやすいため、「筒状のフォームローラーでは長続きしないかも…。」という方にもおすすめです。重さは540gになります。
8.立ったまま気になる箇所をマッサージ!グリッドホームローラー STKシリーズ/TRIGGER POINT(トリガーポイント)

TRIGGER POINTは筒状タイプのフォームローラーも人気を集めていますが、手持ちタイプもおすすめです。仕事や家事の合間に立ったまま腰などのマッサージができます。突起部分は指先を模した形状と、指全体を模したチューブ形状から構成されています。そのため、人のマッサージを受けているような感覚で使用できるでしょう。
9.好みの振動に調整可能!3Dマッサージロール MR-001/ DOCTOR AIR(ドクターエア)

フォームローラーには電動式のタイプもあります。DOCTOR AIRの「3Dマッサージロール MR-001」は、通常のフォームローラーと同様に突起による刺激に加え、振動を与えてより効果的に筋肉を刺激します。
付属のアシストカバーを使えば手の届きにくい背中にも使いやすく、持ち手のおかげで肩や腰のマッサージも無理なくできるでしょう。振動のバリエーションは4段階あり、トレーニングの目的や好みに応じて使い分けができます。直径は8.5cmで細身のタイプです。
■10.パワー調節は5段階!電動フォームローラー/STEADY(ステディ)

STEADYの電動フォームローラーは、5段階のパワー調節が可能です。さらにリズムは一定振動またはリズム振動を選択できます。振動の強弱とリズムを好みのタイプに調節できるので、トレーニング内容やほぐしたい箇所に応じて変えてみるのもよいでしょう。
突起は手のひらのような広く平らな部分、指先のような細かい部分、これらをミックスさせた部分で構成されているため、効果的な筋膜リリースが期待できます。
フォームローラーは使用経験に応じて選ぶのがおすすめ!
フォームローラーは凹凸の大きさや深さにより、身体に与える刺激が変わります。初心者の方は凹凸が浅く滑らかなタイプが痛くなりにくくおすすめです。逆にフォームローラーに慣れてきた中級者~上級者は、滑らかなタイプでは物足りなさを感じることも。中級者以上は自分の状態を見ながら凹凸の深いタイプを選ぶと刺激が得られてよいでしょう。
フォームローラーは長時間の使用や強い負荷がかかる使用は、筋肉を損傷してしまう恐れもあります。使い方をよく確認し、無理のない範囲で使用することがベストです!