リユース(買取)

不用品となったおもちゃは何ゴミ?寄付や買い取りのコツもチェック

2021年7月26日

この記事では、不用品となったおもちゃの処分方法をご紹介します。

我が子が手持ちのおもちゃに飽きてしまったとき、たくさんあるから手放してしまおうと考える親は多く見られますが、ゴミとして捨てる以外にも処分方法があることをご存じですか?大量のおもちゃを引っ越しや掃除に絡めて処分しようと考えている方は、今回ご紹介する方法をぜひ参考にしてみてください。


こんな方におすすめ

  • おもちゃの処分に困っている人
  • おもちゃを寄付したい人
  • おもちゃの売却を検討している人

 

おもちゃをゴミとして回収してもらうには?

おもちゃを捨てるときは分別方法や費用を調べることが重要となります。

一般的なゴミ袋に入らないような大きいサイズのおもちゃや子どもが乗ったり入ったりするタイプの物は、大型ゴミ扱いになる場合が多く、別途で収集運搬料金がかかる場合があるでしょう。

料金は回収をお願いする自治体によって異なりますが、ほとんどが数百円~1000円前後でおさまるようです。

小さなおもちゃは、素材に合わせてしっかりと分別した上で捨てましょう。

積み木やカードのように木・紙などの燃える素材でできているなら、ほとんどが可燃ごみとして回収してもらえます。

プラスチック素材の場合もプラスチックゴミとして回収してもらえるでしょう。
しかし、金属パーツがくっついているフィギュアやミニカーは、大部分がプラスチックだったとしても金属部分を取り外した上で分別して捨てる、分けられない場合は丸ごと不燃ごみとして捨てるなどの対処が必要です。

また、電池が使用されている場合は必ず取り外してから捨てましょう。乾電池など使い切りタイプの電池は、電極部分にテープを貼り絶縁した状態でゴミとします。

ボタン電池や充電できるタイプの電池はリサイクルできるため、家電量販店や回収を推進している場所に持参し、回収方法に則って処分することがおすすめです。

自治体によってはホームページやガイドブックにおもちゃの捨て方に関する詳細を記載している場合があるため、ゴミとして出す前にしっかり確認しておきましょう。


捨てるなんてもったいない…寄付する方法は?

あまり使っていないおもちゃで「キレイだから捨てるのは…」とためらってしまう場合には、大切に使ってくれる相手に寄付すると良いでしょう。おもちゃの寄付を募っているNPOの団体は、不要品となったおもちゃを募金につなげたり、幼稚園や家庭へ寄贈したりしています。

また、海外の子どもたちに届けられることもあり、ゴミとして捨てるよりも活用の幅が広いと言えるでしょう。基本的には、郵送で寄付を受け付けており、状態が良く、子どもが遊べるおもちゃであれば、引き取ってもらえるようです。

他にも、不用品であるおもちゃを寄付できる場所として児童館や保育園が挙げられます。ただし、おもちゃの寄付は各施設や団体が随時受け付けているわけではないため、勝手に送付するようなことはせず、事前に確認することが肝心です。

また、近くに住んでいる子や親族に譲ろうと考えることもあるでしょう。不用品とはいえキレイなおもちゃをもらえることを喜ぶ人がいる一方で、ありがた迷惑だと感じる人もいます。

本当におもちゃを欲しがっているか、迷惑になっていないかなどを判断し、きちんと相手の合意を得ることを忘れないようにしましょう。




専門業者に買い取りを依頼することは可能?

捨てる・寄付するといった処分方法以外に、売却するケースが考えられます。

さまざまな不用品を買い取っているリサイクルショップであれば、おもちゃの買い取りにも対応してくれることが多いでしょう。

また、おもちゃを専門として取り扱う業者も存在するため、複数の店舗に査定してもらい、買い取り金額を比較してから売却することもできます。
一般的に、おもちゃの箱や説明書といった付属品がそろっていること、汚れが無くキレイな状態であることなどは高値が付きやすい条件となります。
しかし、箱無しでホコリが付いているようなおもちゃでも買い取ってくれる場合もあるため、あきらめずに依頼してみると良いでしょう。

不用品となったおもちゃの買い取りを希望するときは、自ら専門店へ持参することはもちろん、自宅への出張査定を依頼することも可能のようです。

また、業者によっては、専用の箱におもちゃを詰めて送付するだけで買い取り査定を行ってくれるサービスもあります。

自分が希望する方法で不用品であるおもちゃを査定してもらい、納得のいく金額を提示されたら晴れて売却となりますが、手続きのために身分証明書が必要となるので手元に用意してから査定を依頼しましょう。


おもちゃを売るためにフリマアプリは使える?

専門業者を通さないおもちゃの売却方法にフリマアプリの利用があります。

フリマアプリは、自分で好きな金額を提示し、欲しいと思った人と直接取引ができることがメリットです。専門業者に査定を依頼したけれど、希望通りの買い取り金額にならなかったおもちゃでも、フリマアプリなら高値が付くというケースもあり得ます。

さまざまな商品を出品できるフリマアプリですが、不用品であるおもちゃは問題なく使えることが必須条件となっている場合が多いため、動作確認を行った上で取引に臨みましょう。

また、フリマアプリで売却した場合、購入者の元へ送付する手続きや梱包作業は自ら行う必要があることも注意すべき点のひとつです。

出品する際はおもちゃの写真を撮影し、使用年数や汚れの有無といった詳細事項、送付方法などを明記します。

閲覧者がおもちゃの状態を確認しやすい写真を掲載し、必要項目を丁寧に記載することや、価格を低めに設定しておくことが売却を成立させるコツだと言われているため、慎重に取り組みましょう。


おもちゃを処分するときは自分に合う方法を選ぼう

不用品となったおもちゃを処分する方法は、ゴミとして回収してもらうだけではありません。

寄付や買い取りといった方法は、ゴミを減らすエコ活動の一環にも繋がります。思い入れのある大切なおもちゃであるからこそ、最後まで責任を持つことが大切。自分に合う方法を選んで、適切な処分を行いましょう!


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