今回ご紹介するのは、【映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦】。おバカな5歳児「野原しんのすけ」が繰り広げる、笑いあり涙ありの物語です。子どもだけでなく、大人にも見応えのある作品となっている魅力をお伝えしていきます。
こんな方におすすめ
- 小さな子どもを持つパパやママ
- 親子時間を楽しみたい人
- クレヨンしんちゃんに元気をもらいたい人
- クレヨンしんちゃんが好きなパパやママ・子ども
【映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦】とは

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦は、劇場版クレヨンしんちゃん19作目として、2011年4月16日に公開されました。
主題歌とオープニングテーマを歌うのは、関ジャニ∞です。主題歌は「イエローパンジーストリート」、オープニングテーマには「T.W.L」が起用されています。
ゲスト声優として特別出演しているのも、声優初挑戦となる関ジャニ∞のメンバー村上信吾さんと大倉忠義さんです。
二人の出演が決定したことにより、劇中に使われる役どころの公用語が急遽“大阪弁”に変更されました。プロデューサーさんが絶賛したという二人にピッタリなマッチョで熱いキャラと、長身で物腰の柔らかいキャラの登場にも注目です。
そのほか、次々登場する「クレヨンしんちゃん」ならではの面白いキャラクターには、思わず大人もクスッと笑えるポイントがあります。
鍵を握る“おなら”によって、一体どんな物語が始まるのでしょうか。
メイン登場人物をご紹介!
野原しんのすけ
アクション仮面が大好きな5歳児のしんのすけは、ヒロインとともにスパイ任務を遂行します。
スノモノ・レモン
国籍不明のレモンは、スパイ任務をこなす7歳の女の子です。両親の言うことには従うという信念を持つ優等生は、しんのすけからどんな影響を受けるのでしょうか。
ライム
レモンの母親で、一族の誇りを重視・優先し、娘に厳しく接します。
イツハラ
レモンのサポート役を任されており、スパイとしての能力も高い家政婦さんです。
へガデル博士
へーデルナ王国に住んでいるおなら研究の第一人者。研究中に、偶然メガへガデルIIを作り出してしまいます。
どんなストーリーの映画?

突如現れた少女レモンがしんのすけに見せたのは、大好きなアクション仮面から届いたしんのすけへのメッセージ。憧れのヒーローに「正義のために一緒に戦おう!」と言われたしんのすけは、アクションスパイになるため、レモンの指導のもと訓練を始めるのです。
そして、スパイとして日々成長していくしんのすけのもとに、ついにアクション仮面からの指令が届きます。悪の博士が隠し持っているアクション仮面の大切な“正義のカプセル”を奪い返してほしいという任務です。二人はアクション仮面のため、ミッションを開始し、 “ヘーデルナ王国”へと向かいます。
しかし、一人で潜入・セキュリティシステムの突破に成功したしんのすけを待ち構えていた博士は、意外な言葉を放つのです。「これは、正義のカプセルなんかやない。だまされとる!」。カプセルの中身は“メガへガデルII”という危険物質であることを知らされたしんのすけは、ヒーローであるアクション仮面が自分をだますわけがない!と、カプセルを奪い部屋を飛び出します。
果たして、これは正義?裏切り?レモンの正体に隠された真の目的、スパイ任務にしんのすけが選ばれた理由とは…?しんのすけと野原一家を巻き込み、人類の未来がかかった陰謀が動き出してしまうのです!
思わず号泣!鑑賞後の感想は?

大人びた模範的な女の子と自由奔放な男の子、期待に応えるよう厳しく教育する親と子どもは子どもらしくと考える親の両極端な家族から学ぶことは多いです。
しんちゃんの素直で真っ直ぐな姿に影響を受けたレモンが、初めて両親に反抗するシーンや、しんちゃんの父ひろしのセリフには、思わずグッとくるものがあります。「言うこときかないと良い子じゃないの?」と問いかけたレモンの言葉は、子育てをしている中で胸に刺さるものでした。(30代/1歳児女の子のママ)
おバカでお茶目なしんちゃんですが、大切なメッセージが込められている映画だと思います。野原一家は世界一微笑ましい家族なのかも!?と思わされる作品でした。
(30代/3歳児男の子のママ)
DVD・動画配信情報について(2021年7月時点)

DVDレンタルの開始日は、2011年11月25日、販売開始は、2014年4月25日です。また、DMM・ABEMAプレミアム・Netflixなどの動画配信サービスでの視聴も可能となっています。
クレヨンしんちゃんが教えてくれること
“家族愛”や“友情”が子どもにも理解しやすく描かれている作品です。子どもの立場や気持ちが目に見えるシーンや、親ならでは、大人だからこその感動や刺激を受ける名言がたくさんあります。ストーリーが伝える深いテーマは、子どもにとっても大人にとっても大切にしたいことばかりです。笑って泣ける「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦」、ぜひ親子で一緒に鑑賞してみてくださいね。