名探偵コナン 絶海の探偵

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映画【名探偵コナン 絶海の探偵】を振り返る!ネタバレ感想も

2021年10月10日

「名探偵コナン 絶海の探偵」について、あらすじや見どころ、ネタバレを含む感想などを紹介していきます。名探偵コナンシリーズが好きな人や、映画の内容について振り返りたい人、名探偵コナンの映画の中でどれを観ようか迷っている人は必見です。


こんな方におすすめ

  • 名探偵コナンが好きな人
  • 名探偵コナンの劇場版シリーズでどれを観るか悩んでいる人
  • 映画「名探偵コナン 絶海の探偵」を振り返りたい人

 

映画「名探偵コナン 絶海の探偵」とは?

©青山剛昌/小学館

「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」は、2013年の4月20日に公開された映画です。読売テレビ放送の開局55周年記念作品として公開された本作は、劇場版名探偵コナンシリーズの17作目の映画で、シリーズ初となる藤本賞・特別賞の受賞を果たしています。

斉藤和義が担当した主題歌の「ワンモアタイム」は、本作のために書き下ろされ、映画のイメージに合わせて「強い想いは叶う」という気持ちがこめられた楽曲です。船上の情景を彷彿とさせる明るいリズムの中に、ほんのりとロマンを感じられる素敵な楽曲として、名探偵コナンのプロデューサー陣からも絶賛されています。

名探偵コナンの劇場版シリーズといえば、毎回豪華なゲスト声優が有名です。本作では、ミステリアスな女性自衛官役に名探偵コナンシリーズの大ファンという柴咲コウを起用しています。


究極のスパイミステリー!物語のあらすじは?

©青山剛昌/小学館

事件の舞台は、海上自衛隊のイージス護衛艦。京都・舞鶴で行われた体験航海に参加したコナンは、蘭や小五郎、少年探偵団の仲間たちとともに海上自衛隊員による戦闘訓練を見学します。

しかし、訓練中にイージス護衛艦が敵襲にあい、船内はパニックに…。なんとか事態が落ち着いたものの、今度は艦内で人間の左腕が発見されます。コナンは灰原や阿笠博士、平次たちに協力を仰ぎ犯人について捜査を進めるうちに、某国のスパイXが艦内に紛れ込んでいることを知るのです。果たして、スパイXとは誰なのか?その目的は…?

本作は防衛省・海上自衛隊による全面協力のもとに制作されています。国家機密を巡る究極のスパイミステリーと、本物さながらの壮大なスケールのアクションが見どころの映画です。




【ネタバレと感想】コナンの推理力と励ましの言葉に感動

©青山剛昌/小学館

実の父親が人質に取られていることが分かったコナンは、勇気に対して「勇気出して頑張ろう」という言葉をかけます。このセリフは、勇気が父親に名付けてもらった名前への意味を込めた励ましの言葉。恐怖でなすがままだった勇気が、この言葉により行動を変えていくところは、子を持つ親であれば大変グッとくる場面です。自分の子どもに名前を授けたときの想いや願いを思い出し、忙しい子育ての中で原点回帰させてくれるようなセリフだと思います。

(30歳/1歳の男の子を持つママ)

日没が近づき、海に落ちた蘭の捜索が絶望的な状況の中、電波時計を使った捜索を思いついたコナンには感心しました。イージス艦のレーダーによる捜索と水面に反射する金色の名刺により、蘭が無事に発見されたシーンは、最後まであきらめない気持ちを子どもたちに教えてくれている気がします。「強い想いは叶う」というメッセージが込められた主題歌にもぴったりの名シーンです。(33歳/6歳の男の子と1歳の女の子を持つママ) 事件解決後、藤井からの「本当は何者なの?」という質問に、コナンは「ただの小学1年生さ」と答えます。従来の映画であれば、締めの台詞は「江戸川コナン。探偵さ」なのですが、本作でいう「絶海の探偵」は、自身ではなくイージス艦だという、彼なりの謙遜なのかもしれませんね。

(39歳/1歳の男の子を持つパパ)


劇場版名探偵コナンは大人も子どもも楽しめる!

名探偵コナン 絶海の探偵は、国家の存亡をかけた究極のスパイミステリーです。子どもはもちろん、大人もハラハラドキドキとしたスリルを楽しめる作品なので、犯人や結末について予想しながら親子で楽しむのもおすすめ。

名探偵コナンが好きな人や、まだ映画を観たことがないという人は、是非観てみてくださいね。


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