今回は、子どもから大人までを魅了しているディズニープリンセスの代表的な映画を8つご紹介しましょう。長年愛され続けている作品もあれば、新たな作品も登場しており、どんなプリンセスたちがいるのか気になっている方もいるはずです。
それぞれの映画の興行収入や日本語版声優、ストーリーの概要など、詳しい情報をたっぷりとお届けするので、プリンセスのうっとりするほど素敵な世界観に浸ってみてください。
こんな方におすすめ
- ディズニープリンセスに興味がある
- ディズニープリンセスの代表作が知りたい
- ディズニープリンセス映画の公開年が知りたい
ディズニープリンセスとは?
ディズニープリンセスは、ディズニー映画の中に登場するプリンセスたちのことです。きらめくドレスや真実の愛を手に入れる姿など、乙女心をくすぐる姿やストーリーが魅力的なポイント。ディズニープリンセスたちが登場する作品は、子どもだけでなく大人も魅了する素敵な作品ばかりがそろっています。
そんな多くの人たちを魅力してやまないディズニープリンセスの代表的な作品を、公開された順に8つご紹介しましょう!
【1937年】白雪姫
ディズニープリンセスの中で最初に公開されたのが「白雪姫」です。世界初の長編カラーアニメーションでもあり、映画史に残る素晴らしい作品と言えます。
白雪姫は、黒髪で心優しく、歌が上手なプリンセスです。個性が光る7人の小人たちも、見ていてかわいいのでじっくり観察してみてくださいね。
・興行収入と声優
白雪姫の興行収入411億円です。また、日本語版声優は、初代が富沢志満さん、最新版では小鳩くるみさんが担当しています。
・ストーリー紹介
あまりにも美しい容姿を持っていた白雪姫は、継母にねたまれて命を狙われていました。白雪姫を殺すよう継母から命令された狩人でしたが、殺すことができず森に置き去りにすることに。その後、白雪姫は森で出会った7人の小人たちに命を救われ、共に生活をします。
しかし、白雪姫が死んでいないことに気がついた継母は、白雪姫に毒リンゴを食べさせて殺してしまいますが、最後は王子様のキスで目を覚ますというストーリーです。
・口コミや評価は?
「プリンセス映画の中でも王道のストーリーで、わかりやすい」(38歳男性/会社員/1児のパパ)
「1度は見ておきたい定番プリンセス映画」(41歳女性/3児のママ)
白雪姫は、内容も分かりやすいので、子どもと一緒に楽しみやすいと評判のプリンセス映画です。ディズニープリンセス初の作品でもあるので、まずは白雪姫から見てみるのもおすすめ!
【1950年】シンデレラ

「シンデレラ」は、世界第二次世界大戦の影響で制作が遅れ、なんと年もの歳月をかけて完成された作品です。
その甲斐あってか、「シンデレラストーリー」というワードがあるほど、有名なプリンセスでもあります。ブルーのドレスが印象的で、動物にも優しい心で接する素敵なプリンセスのひとりです。
・興行収入と声優
シンデレラの興行収入は、279億円です。こちらも古い映画のため、もともとは富沢志満さんが声優を務めていましたが、最新版では鈴木より子さんが声を担当しています。
・ストーリー紹介
意地悪な継母と姉妹と暮らすことになったシンデレラは、毎日家事や雑用に追われていました。あるときお城で舞踏会が開かれることになり参加しようと試みますが、意地悪な継母と姉妹に邪魔されてしまいます。そこへ現れた魔法使いにプリンセスになれる魔法をかけてもらい舞踏家へと出かけ、王子様と恋に落ちるのです。
しかし、魔法が解けそうになり名前も言わずに走って帰っていくシンデレラ。そのとき、履いていたガラスの靴を片方だけ落としてしまい、後日そのガラスの靴を頼りに王子様がシンデレラを見つけ出し結ばれるというストーリーです。2015年に、リリー・ジェームズ主演で実写版が公開されています。
・口コミや評価は?
「女の子が憧れるストーリーで何度見ても感動的」(35歳女性/主婦/2児のママ)
「ただ王子様を待ってるだけじゃなくて、自分から行動を起こしているところがカッコイイ」(31歳男性/IT企業/1児のパパ)
とにかく乙女心をくすぐられるという口コミやシンデレラが自分から愛を掴みに行くカッコイイ姿も高評価ポイント。女性に人気のシンデレラですが、違った目線で見てみると男性も十分楽しめる作品です。
【1959年】眠れる森の美女
美女と野獣に登場する魔女「マレフィセント」の映画が公開されて、改めて注目を浴びている「眠れる森の美女」。主人公のオーロラ姫は、気品にあふれており、誰からも愛される性格で、まさにプリンセスと呼ぶにふさわしい女性です。
・興行収入と声優
眠れる森の美女興行収入は、55億円です。日本語版声優は、他のディズニープリンセスの声も務めているすずきまゆみさんが担当しています。
・ストーリー紹介
生まれて間もないころに、魔女によって「16歳の誕生日に、糸車の針に指をさされて死ぬ」という呪いをかけられます。
しかし、3人の妖精が「死」ではなく「眠り」に変更し、さらに呪いからオーロラ姫を守るため、森の中で3人の妖精と共に暮らすことになりました。しかし、呪いを避けることはできず永遠の眠りについてしまうオーロラ姫。最後は王子様からの真実の愛のキスで目を覚まし幸せを掴むというストーリーです。
・口コミや評価は?
「ほかのプリンセスに比べて大人っぽくて好き」(33歳女性/主婦/1児のママ)
「呪いをといて幸せを手に入れるストーリーに心を奪われた」(36歳男性/医療関係/3児のパパ)
上記の方々のように、オーロラ姫に魅了されている方や、呪いを解くという劇的なストーリー展開が人気のようです。3人の妖精のコミカルなやり取りも人気のシーンのひとつ!
【1989年】リトルマーメイド

今までは陸の世界をモチーフにしたプリンセス作品がメインでしたが、「リトルマーメイド」は海の世界が舞台で、童話の人魚姫を題材にしたロマンチックな作品です。好奇心旺盛で真っすぐな性格の主人公アリエルが繰り広げる恋物語に、心を奪われた方も多いのではないでしょか。
・興行収入と声優
リトルマーメイドの興行収入は247億円です。日本語版声優は、オーロラ姫と同じすずきまゆみさんが務めています。
・ストーリー紹介
人間の世界にあこがれを抱く主人公アリエルが、あるとき海で溺れている王子様を助けて恋に落ちます。
その恋を成就させようと奮闘しますが、お父さんである王に反対されてしまうのです。
そんなアリエルに目を付けた悪い魔女が、アリエルの声と引き換えに人間になれる魔法をかけます。
しかし、この魔法は期日内に王子様とキスをしないと呪われるという恐ろしいものでした。
人間になったアリエルは恋をした王子様にアプローチしますが、魔女に邪魔をされてうまくいきません。最後は王子様が魔女を倒し、呪いも解け、王子様とアリエルは結ばれるのでした。
・口コミや評価は?
「アリエルの歌声が素晴らしいと思った」(44歳男性/広告企業)
「人魚姫なのに、泡になって消えずに大好きな王子様と結ばれるから私までハッピー」(34歳女性/保育士/2児のママ)
「アンダーザシー」や「パートオブユアワールド」など美しい楽曲も高い評価を得ているポイントのようです。また、誰が見てもハッピーになれるストーリーなので、家族で楽しむのにもピッタリ!
【1991年】美女と野獣

ディズニーランドに新エリアとして登場したことでも話題の「美女と野獣」。
町娘だった主人公のベルが、見た目にとらわれない素敵な恋をするプリンセスストーリー。
知的でしっかりとした芯を持っているベルはもちろん、ポット夫人やチップ、ルミエールなど、サブキャラたちの活躍も見どころです。
・興行収入と声優
美女と野獣の興行収入は、452億円です日本語版声優は、伊東恵里さんが勤めています。
・ストーリー紹介
発明家の父を助けるために森の奥深くにあるお城に足を踏み入れたベルですが、お父さんの代わりに囚人としてとらわれてしまうのでした。そのお城には恐ろしい野獣が住んでおり、ベルは絶望します。
しかし、徐々に野獣とベルは心を通わせるようになりますが、あるとき人間たちが野獣を殺そうと攻撃を仕掛け、武器を使った争いに発展。最後に野獣は人間に刺されてしまいますが、真実の愛のおかげで呪いが解けて怪我も治り、幸せに暮らすのでした。2017年にはエマ・ワトソン主演で実写化されています。
・口コミや評価は?
「イエローのドレスで野獣とダンスするシーンは美しすぎて圧巻」(30歳男性/会社員/1児のパパ)
「野獣がまさかのイケメン王子で感激」(29歳女性/ネイリスト/1児のママ)
映像の美しさや、野獣が人間の戻るというサプライズな演出に心を奪われている口コミが多くありました。アニメとは思えない映像の美しさと、数々の名曲も高評価を得ているポイントです。
【1992年】アラジン

「アラジン」の主人公ジャスミンは、自らが王女で、王子以外の人と結ばれたプリンセスとしては初めてのキャラクターです。エキゾチックな雰囲気が魅力的なジャスミンは、自立心が強く自由に憧れている女性。自らの行動力と強い愛で、いくつもの困難を乗り越えて幸せを手に入れたプリンセスです。
・興行収入と声優
アラジンの興行収入は、53億円です。日本語版声優は、麻生かほ里さん。
・ストーリー紹介
決まりごとが多い宮殿での暮らしに窮屈さを感じていた主人公ジャスミンは、あるとき宮殿を抜け出して町へ繰り出し、アラジンと出会って心惹かれ合います。その後すぐに宮殿へと戻ることとなったジャスミンは、王子に変装したアラジンと再会。怪しげな杖を使って国王を操ってこっそり国を支配しているジャファーに気づいたアラジンは、ジャスミンと国を守るため、戦うことに。この戦いには、ランプの魔人や魔法の絨毯、アラジンの親友のおさるが協力し、みごとに勝利を収めて幸せを掴むのでした。2019年には、ナオミ・スコットがジャスミン役を演じ、実写化されています。
・口コミや評価は?
「ランプの魔人のジーニーがコミカルでとにかく面白い」(35歳男性/美容師/3児のパパ)
「今までにないエキゾチックなプリンセスにくぎ付け」(29歳女性/医療事務/1児のママ)
男女問わず個性的なキャラクターが多く登場する点に好感を抱いている方が多いようです。『ホールニューワールド』のシーンはあまりにも有名なので、プリンセスの知識を深めたい方は必見!
【2010年】塔の上のラプンツェル

とにかく髪の長いプリンセスと言えば、ラプンツェル!ディズニープリンセスで初めて3DCGで仕上げた映画でもあります。ラプンツェルは天真爛漫で前向きな性格を持ったプリンセスです。
・興行収入と声優
「塔の上のラプンツェル」の興行収入は、634億円です。日本語版声優には、タレントや女優として大活躍している中川翔子さんが担当しています。
・ストーリー紹介
若返りやけがの治療など、神秘的なパワーを秘めた髪を持っているラプンツェルは、その力を独り占めしている偽の母に、塔に幽閉されて育てられました。あるとき、泥棒であるフリンに出会い、外の世界へ出ることを決意。外の世界でさまざまな経験をしたラプンツェルですが、偽の母の陰謀によって塔に連れ戻されます。フリンがラプンツェルを助けようと塔に足を踏み入れますが、偽の母に刺されてしまうのです。瀕死の傷を負ったフリンですが、ラプンツェルの魔法のパワーでよみがえり、本当の両親である国王と女王、フリンとともに幸せに暮らすのでした。
・口コミや評価は?
「ラプンツェルの明るさに元気がもらえた」(39歳女性/主婦/2児のママ)
「フリンがかっこいい」(37歳男性/ジムインストラクター/1児のパパ)
ラプンツェルが苦難を乗り越えて幸せを掴む姿は、多くの人に勇気と元気を与えたに違いありませんね。コミカルなシーンも多く含まれているので、老若男女問わずクスっと笑える作品です。
【2013年】アナと雪の女王

社会現象を引き起こしたプリンセス映画が「アナと雪の女王」です。
ディズニー初となるダブルプリンセスで、誰もが口ずさめる名曲揃いの作品。心を閉ざしたエルサと、愛に飢えたアナの姉妹の絆を描いたストーリー展開に注目です。
・興行収入と声優
アナと雪の女王の興行収入は、なんと1,377億円!日本語版声優は、アナが神田沙也加さん、エルサが松たか子さんと、誰もが知る有名女優さんが担当しています。
・ストーリー紹介
妹であるアナに魔法の力で怪我をさせてしまったことから、心を閉ざしてしまったエルサ。戴冠式の日に魔法の力が暴走し、人々を怯えさせてしまったため、ひとり山奥に逃げてひっそりと暮らすことを決意します。しかし、エルサの力で氷の国になってしまった自国を元に戻そうとアナがエルサを追いますが、再びアナはエルサの魔法によって怪我をしてしまうのでした。最後には魔法の力で氷になってしまうアナですが、愛のパワーに気がついたエルサが魔法の力を制御できるようになり、アナと国を救い、ハッピーエンドとなります。
・口コミや評価は?
「とにかく歌がいい」(28歳男性/飲食店/1児のパパ)
「アナとエルサの2人のプリンセスが登場するからプリンセス好きにはたならない」(33歳女性/アパレル企業/1児のママ)
とにかく子どもから大人まで楽しめる楽曲が好評を得ているポイント。家族みんなで口ずさみながら楽しんでみるのもおすすめです。続編も登場しているので、アナ雪が好きな方は必見!
ディズニープリンセス映画を存分に楽しもう
数多くあるディズニープリンセスの映画作品ですが、その中でも代表的な作品をご紹介しました。
作品ごとに異なるストーリー展開や、プリンセスそれぞれの魅力をたっぷり堪能してみてください。プリンセスの歌声や素敵なドレスなども見どころのひとつです。いろいろなディズニープリンセスの映画をチェックして、お気に入りの作品を見つけてくださいね。
参考サイト:ディズニー公式