子育て

子供にゲームさせるときのルールの決め方は?設定のポイントや体験談を紹介

2021年2月7日

今回は、子供にゲームをさせるときのルール作りについて紹介します。多くの親の頭を悩ませているのが、「子供とゲームの付き合い方」ではないでしょうか。

「ゲームばかりしていると勉強に影響が出る」「目が悪くならないか」など、心配ごとはつきません。多くのゲームが溢れている現代で、ゲームから子供を遠ざけることは非常に難しいことから、ゲームと上手く付き合う方法を考える必要があります。

ゲームルールにまつわる体験談も交えながら、ルール作りについて考えてみましょう。


ゲーム好きな子供を持つパパ・ママの体験談

40代ママ
「明日の保育園の準備、お風呂・歯磨きなどすべて終わったらゲームOK。ひとつでもできていなければゲームなしです」(37歳女性/介護関係)
30代ママ
「約束の時間になっても、セーブまでやる!と言って終わらないので、時間が過ぎると中断できるアプリを使っています」(42歳女性/自営業)
30代パパ
「1日30分と決まっているのに、もうちょっと!と言って約束を守れなかったので、1週間ゲーム禁止に。かなり堪えたようで、約束を守るようになりました」(40歳男性/IT関連)
30代ママ
「1日のゲームは30分を2回。1回目は帰宅後、2回目は宿題が終わってから。帰宅後はひと休みしたいという要望があったので、ゲームとお菓子で欲求を満たしてから宿題をさせるように変更しました」(38歳女性/パート)内容を入力してください。
いずれの家庭も試行錯誤している様子が伺えますね。


現代の子供のゲームの実態は?

2017年に朝日学生新聞社が実施した『「子どもとゲーム」実態調査』によると、小学生の85.1%はゲームが好きであり、ゲーム機を持っている子供の91.9%の家庭にゲームに関するルールが存在しています。また、1日におけるゲーム時間は平均50.6分でした。

また、ゲームをするにあたってのルールは以下のとおりです。

  • ゲームの前に勉強や宿題を終わらせる(67.9%)
  • 夜遅くにゲームをすることは禁止(49.1%)
  • ゲームをしてもよい曜日が決まっている(12.6%)
  • 成績やテストの点が悪いと、ゲーム時間が減る(9.1%)




各家庭にはどんなゲームルールがある?

各家庭でゲームルールを守らせるために実践していることを見てみましょう。

・宿題が終わるまでは親がゲームを預かる

・家族で出かけるときは、ゲーム機を持っていかない

・ゲームは親の目の届く範囲でやる

・20分ゲームをしたら、1時間勉強する

ルールを厳しく設けている家庭もあれば、本人にまかせているケースもあるようです。

また、学年によっても異なります。


ゲームルールの決めるときのポイント

ゲームルールは、一方的に親が決めるのではなく、子供が納得できるものであると、ルールを守りやすいでしょう。

ゲームの注意点についてしっかり話し合う

ゲームには暴力や残虐性の高いものも多いです。

またネットゲームの場合、課金システムに気をつける必要があります。

ゲームをするうえで考えられる弊害やトラブルについて、子供としっかりコミュニケーションを取りましょう。


子供自身に決めさせる

自分で決めたルールは守りやすいものです。

ゲームは1日30分と決めつけるのではなく、「月曜日は習い事があるからゲームはしない。そのかわり火曜日は1時間遊んでもいい?」という提案が子供からあったら受け入れてもよいでしょう。

一緒に話し合って決めるということが大切です。

ペナルティは各家庭の判断で

ルールをやぶったときのペナルティは、子供も納得したうえで設定できるとよいでしょう。

できればルールを決めるときにペナルティも一緒に決めておくことです。

ルールをやぶったときはどう対応すればよいでしょう。

ルールである以上、なぜルールが守れなかったのか、守るにはどうすればよいかを子供と話し合う時間を設けましょう。

そのうえで、ルールを紙に書いて張り出したり、タイマーを使ってあと何分ゲームができるか確認したりするとよいですね。

ゲームルールは親と子供で一緒に決めよう

子供とゲームの付き合い方は、多くの家庭で一度は突き当たる問題です。

ゲームルールは、子供がゲームに使える時間や遊び方を考えるきっかけになります。ルール作りを通じて親子でしっかりコミュニケーションをとり、ゲームと上手に付き合うようにしましょう。

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