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「ハウルの動く城」の謎を考察!なぜソフィーの年齢は突然変わるのか

2021年10月5日

この記事では、ジブリ映画「ハウルの動く城」の謎を知りたい人に向けて、8個の考察を紹介していきます。イギリスのファンタジー小説である「魔法使いハウルと火の悪魔」をもとに作られた本作は、映画オリジナルの展開も多くさまざまな考察がなされているようです。ハウルの動く城をより深く知りたい人はぜひご一読ください!


こんな方におすすめ

  • ハウルの動く城を子どもと一緒に楽しみたい人
  • ハウルの動く城を見て疑問が生まれた人
  • ハウルの動く城をもう一度観たいと思っている人

「ハウルの動く城」のあらすじと魅力

2004年に公開された宮崎駿監督の「ハウルの動く城」は、魔法と科学が共存する時代を舞台に、老婆にされてしまった18歳の少女・ソフィーと魔法使いハウルたちが織りなすファンタジー作品です。

興行収入196億円を突破した人気作で、公開当初は木村拓哉さんがハウルの声優を務めたことでも話題になりました。また、可愛らしいキャラクターが魅力だというクチコミも少なくありません。

そんなハウルの動く城には、観ると深まる謎がいくつも存在します。ここからは、ネタバレを含めながら8個の謎を考察していきましょう!


カルシファーとは?カルシファーの魔法を解いたのは誰?

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ハウルの城の原動力である火の悪魔・カルシファー。ハウルとはかつて交わした契約のもと、互いに切れない魔法でつながっています。そんな2人の魔法は、物語終盤にソフィーの手によって解かれるのです。

「どうか、カルシファーが千年も生き、ハウルが心を取り戻しますように…。」

なぜソフィーに魔法を解く力があったのかは明言されていませんが、カルシファーに捧げられていたハウルの心臓をもとに戻すと2人の契約は消滅します。確認したい方は、クライマックス直前のこのセリフをチェックしましょう!




ソフィーの年齢が突然変わる理由とは?

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物語序盤で、少女・ソフィーは呪いをかけられ老婆の姿に変えられてしまいます。しかし、劇中では突如若返るシーンがたびたび登場しました。実はこの呪いは、彼女の「自己肯定感の低さ」を見た目に反映させるものだった、という説があります。

「ハウルは来ません。魔王にもなりません。悪魔とのことは、きっと自分で何とかします。私はそう信じます!」

ハウルの魔法の師匠であるサリマンと対峙し、老婆からみるみる若返っていく姿が印象的なシーンなど、この視点で見直してみると納得いく場面がたくさんありそうです。


荒地の魔女とは?魔法を解く力はある?

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ソフィーに呪いをかけたのは、若さと美しさに固執する荒地の魔女。かつては優れた力をもつ魔法使いでしたが、悪魔との取引で身も心も食い尽くされ、荒地へと追放された人物です。

「あたしは、呪いはかけられるけど、解けない魔女なの」

2人が改めて対峙したときにソフィーに放ったこのセリフからも、荒地の魔女は魔法を解けない(解く気がない?)ことが分かります。


「探したよ」のセリフに隠されたヒミツとは?

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兵士にナンパされたソフィーの前に、「探したよ」と助けに現れたハウル。2人の出会いとなったこのセリフには、後半への伏線が隠されているという説も。

「待っていて、あたしきっと行くから!未来で待っていて!」

物語終盤、時空を超えてハウルの子ども時代を訪れるソフィー。そこにはカルシファーと悪魔の契約をする瞬間のハウルの姿が……。このときの「未来で待っていて!」というソフィーの言葉が、ハウルの「探したよ」というセリフにつながっている……なんともロマンチックな展開です。


原作にはない戦争のシーンのヒミツ

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本作に戦争というテーマが加わったのは、宮崎監督が現実世界に起こったイラク戦争に影響を受けたからだといいます。

原作「魔法使いハウルと火の悪魔」では、存在しないテーマです。

「あなたは国へ帰って、戦争でも止めさせなさいな」

荒地の魔女のこのセリフをきっかけに、長く続いた戦争は意外にもあっさりと収束へと向かい始めます。この描き方には、あっけなく終わる戦争の本質を皮肉ったようだという声もあるようです。


サリマンから逃げるため?動く城にした理由とは?

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ハウルの城が動くのは、優秀な弟子を手元に置きたいサリマンや好きな相手の心を手に入れたい荒地の魔女から逃れるためです。

「ハウルがここへ来て、王国のために尽くすなら悪魔と手を切る方法を教えます。来ないなら力を奪い取ります」

サリマンが発したこのセリフからも、捕まったらただでは済まない状況が見え隠れしていますね。


マルクルが流した噂とは?

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物語冒頭のシーンでは「ハウルに出会うと心臓を食べられてしまう」という噂が飛び交っています。広く知れ渡っているようで、ソフィーの妹・レティーもその噂を口にしていました。

「その魔法使いがハウルだったら、お姉ちゃん心臓食べられちゃってるよ!」

実はこの噂は、ハウルの弟子・マルクルが流したもの。「魔法使いとしての邪悪さを印象付けたい」という理由から、ハウルに頼まれて流したそうです。


カカシのカブが王子様であった理由とは?

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ソフィーに助けられたカカシのカブ。クライマックスには魔法が解け、その正体が隣国の王子であることが分かりました。どうして魔法をかけられたのか、その理由には戦争が関係しているといいます。

「戦争が終わりましたら、また伺いましょう」

荒地の魔女の「戦争でも止めさせなさいな」のセリフにこう返した隣国の王子。裏を返せば、それだけの力をもつ人物であったからこそ、魔法でカカシに変えられてしまったといえそうです。


ハウルの動く城には観るたびに新しい発見がある!

ハウルの動く城は、宮崎監督が「説明するための映画は作らない」 という思いで手がけた作品です。

そのため、さまざまな考察が深まっています。気になった方は、映画はもちろん原作を読んでみるのもおすすめです。子どもと一緒に観る映画にもぴったりですよ。

繰り返し観ることで、ぜひ新たな発見を楽しんでみてください。


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画像参照先:スタジオジブリ公式サイト


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