今回は、「NARUTO-ナルト-」の感動した名シーンをママ目線で10個紹介します。ナルトは岸本斉史さんの作品で、忍者の世界を物語にした漫画です。街の住人からは落ちこぼれ忍者と、忌み嫌われていた主人公のうずまきナルトが、さまざまな試練や苦難を乗り越え、里の長である火影を目指しながら仲間とともに成長していくストーリー。感動シーンはもちろん、子供に伝えたい名言を厳選しました。
こんな方におすすめ
- ナルトが好きな人
- ナルトの魅力をもう一度感じたい人
- 家族でナルトの良さを話したいママ
ピックアップ1【コミック1巻】味方がいる心強さ

1話ナルトとイルカ先生のシーン。ナルトを見るにあたって、外せないのがイルカ先生との絆ができる場面です。ナルトは自分が里の住人に嫌われている理由を知ってしまい、傷つきます。
「そうだよなぁ…ナルト…さみしかったんだよなぁ…苦しかったんだよなぁ…」
たった1人でも自分を信じてくれる存在がいるだけで、人は強くなれると痛感したシーンです。子供に「ママはあなたの1番の見方だよ」というのを心から伝えたくなります。
ピックアップ2【アニメ 47話】人を想う気持ち
日向ヒナタが日向ネジと戦うシーンです。天才と言われるネジにボロボロになるまで打ちのめされます。憧れのナルトを目の前にして、ヒナタが言ったセリフです。
「やっと私を見てくれてる…憧れの人の目の前で……格好悪いところは…見せられないもの……!!」
ここぞという時の原動力は、人への想いに勝るものはないです。今ある子供たちとの幸せな時間は、ママもそう思える相手に巡り会えたからこそだと思います。
ピックアップ3【コミック10巻】信じられる子に

84話でナルトの仲間で幻術と忍術が使えないリーが、「いくら努力してもボクは強くなれないんじゃないかって…」と不安を口にします。その時ガイ先生が喝を入れるために言った場面です。
「自分を信じない奴なんかに 努力する価値はない!」
自分を信じることは、人を信じることより難しいのかもしれません。我が子には自分を信じ、真っ直ぐに生きてほしいものです。
ピックアップ4【コミック16巻】相手の気持ちになる?!

138話でナルトと我愛羅が戦うシーンです。ナルトと同じように里の住民に忌み嫌われて、心を閉ざした我愛羅がナルトと戦う中で、人の気持ちを考えられるようになる場面でのナルトのセリフになります。
「…一人ぼっちの…あの苦しみはハンパじゃねーよなぁ…お前の気持ちは…なんでかなぁ…痛いほど分かるんだってばよ……けど……オレにはもう大切な人たちが出来たんだ…オレの大切な人たち…傷つけさせねェ……」
同じ経験をして、気持ちが分かり、そこから這い上がる術も知っているからこその言葉です。人の気持ちになって考えるということを、改めて感じた場面になります。
ピックアップ5【コミック17巻】遊ぶことの大切さ

150話でナルトが修行を始めるシーンです。師弟愛で結ばれた自来也とナルトの微笑ましい場面になります。肩に力が入っている時こそ言ってほしいセリフです。
「遊ぶことも必要!ゆっくり休んで修行に入る。」
頑張ろう、やり切ろう、と気負うほど肩に力が入って、十分なパフォーマンスができないのはよくあることですが、「遊ぶことも必要よ。ゆっくり休んで宿題をやろう」と伝えれば、嫌がる宿題もやる気が出るかもしれませんね。
ピックアップ6【コミック62巻】兄弟ゲンカに困ったら
590話サスケとイタチの兄弟愛が伝わる別れのシーンです。
「お前がこれからどうなろうと おれはお前をずっと愛している」
自分が悪者になろうと愛する弟を守るためなら、どんな苦難でも乗り越えられるという、兄としてのかっこよさが伝わるシーンです。子供の兄弟ゲンカに困った時は、このシーンを思い出して心穏やかに仲直りしてくれるのを待ちましょう。
ピックアップ7【コミック53巻】ママになったからこそ感動
504話で己の内面と向き合った際に初めて会った、母クシナとのシーンです。
「私を母にしてくれてありがとう…ミナトを父にしてくれてありがとう…私たちのもとへ生まれてきてくれて本当にありがとう…」
ナルトの出世の秘密が明かされ、お別れの際クシナが言ったセリフです。母になった喜び、父になった喜びは子供の存在こそが分からせてくれるもの。子育てが大変でも子供と過ごせている今が幸せなのだと、実感させられるシーンですね。
ピックアップ8【コミック64巻】親子で感動
612話の忍界対戦では、強い敵に力を合わせて挑む姿が、思わず叫びたくなるくらいかっこいいシーンです。
「今ここにあるのは…忍び連合軍…の術だ!」
1人の力では無理なことも、協力し合えば成し遂げられます。助け合うことの大切さが伝わる場面のセリフです。
ピックアップ9【アニメ 469話】子を思う母の気持ち
母クシナが自分の命と引き換えにナルトを守るシーンです。ママにとって最も大切なのは、子供の幸せであることが伝わるセリフになります。
「これから辛い事苦しい事いっぱいある…自分をちゃんと持って!そして夢を持って!そして夢をかなえようとする自信を持って!もっともっともっともっと…いろいろなことを一緒に教えてあげるのに…もっと一緒にいたい…」
この場面はママ目線で見ると毎回、涙が止まらなくなります。ママとしての願いはただひとつ子供の幸せです。どんなに子育てに悩んでも大変でも、子供の成長がママの幸せにつながります。
ピックアップ10【アニメ 699話】思い出す乙女心
699話でナルトとサスケが激闘の末、和解したシーンになります。苦楽を共にした仲間が、やっと本当の意味で分かり合えた瞬間、込み上げる気持ちが涙になり、出た言葉がサクラの口癖でした。
「しゃんなろうよ、ばか」
この言葉の後、互いに片腕を失ったナルトとサスケの治療をサクラは始めます。ママになっても淡い乙女心を思い出させてくれる素敵なシーンです。
ママ目線で見るとさらに面白さ倍増!親子で楽しもう
歴代の少年漫画の発行部数ランキングの上位に入る「NARUTO-ナルト-」は「週刊少年ジャンプ」で連載し、コミックは全72巻、全700話です。2002年にはテレビアニメも放送されました。
ナルトは、子供に伝えたい名シーンが盛りだくさんです。ママ目線だからこその視点で見られるので、ぜひ親子で楽しんでみてください。