今回は、サステナブルな育児グッズのひとつ、布おむつとはどんなアイテムなのかを、体験談を交えてご紹介しましょう。
また、紙おむつ派でもできるエコ活のやり方も一緒にお届けします。
赤ちゃんにとって嬉しいことが満載の布おむつですが、まだ使ったことがない場合は、その使い勝手や魅力などを十分理解しきれていない場合も多いですよね。布おむつの使い方をマスターして、サステナブルな育児を目指しましょう。
こんな方におすすめ
- 布おむつの使い心地や体験談が知りたい
- 布おむつにしようかどうか悩んでいる
- 紙おむつを使用しているが、少しでもエコに貢献したい
布おむつはサステナブル!基本の使い方

まずは布おむつとはどんなアイテムなのか、基本的な使い方と一緒にチェックしていきます。
布おむつってどんなアイテム?
布おむつはその名の通り、布でできたおむつです。使い捨ての紙おむつとは違い、洗うことで繰り返し使うことができます。
ゴミとして毎回捨てる必要がないので、サステナブルな育児グッズとして注目されているアイテムです。
布おむつは、コットンやパイル地など、比較的柔らかい生地でできています。赤ちゃんの繊細なお肌にも優しい素材なので、安心して使うことができるのです。育児グッズを取り扱うお店で手に入れられることはもちろん、自分でお気に入りの布を買って手作りすることもできます。
布おむつの使い方
布おむつは、おむつカバーと重ねて使うのが基本で、「洗う」という点以外は、ほとんど紙おむつの使い方と変わりません。
マジックテープなどがついたおむつカバーに布おむつを重ねて、あとは赤ちゃんのおしりを包み込むようにして固定すれば完了です。布おむつのサイズが大きい場合などには、端を織り込むことで調節できます。
使い終わったら、水を入れたバケツに液体洗剤などを入れて、つけ置き洗いするのが一般的です。
汚れがひどい場合は、一度手洗いしておくと、比較的にきれになりますよ。
布おむつを実際に使った方々の体験談をご紹介

では、実際に布おむつを使った方たちの体験談をご紹介しましょう。
・赤ちゃんの肌荒れが治って節約もできた!

だけど、使っているうちに、赤ちゃんの内ももあたりがかぶれてしまって、なかなか治らなくて困っていたんです。そこで布おむつを試してみることにしました。すると1~2週間くらいでスッと肌荒れがひいたんです。うちの子には、紙おむつより布おむつのほうがあってたのかな。おむつ代もかなり節約できたし、一石二鳥でした」(41歳/主婦/1児のママ)
・トイトレが早めに完了した!

布おむつは、環境にも配慮でいて、コストも抑えることができます。なかには、トイトレが楽だったという意見もあり、トライしてみる価値がありそうですね。
紙おむつ派でもできるおむつのエコ活は?
手軽さや肌に合うなどの理由から紙おむつを愛用している方も多いですよね。
使い捨てである紙おむつでも、工夫次第でエコ活はできます。
そこで、紙おむつ派の方に実践してほしいエコ活をご紹介しましょう。
・布おむつと併用する
赤ちゃんの肌質が布おむつに合えば、紙おむつと併用してみましょう。
自宅にいるときは主に布おむつ、外出するときには紙おむつを使うようにするなど、工夫して使うとサステナブルな育児に一歩近づけるはずです。布おむつと紙おむつを併用することで、ごみの削減につながり、さらにはお金の節約にもなります。
・使用済みおむつの回収に協力する
おむつブランドとして有名な「パンパース」は、2021年4月6日より、使用済みおむつを回収するプロジェクトを開始しました。
使用済みのおむつを回収することで、リサイクルの技術を開発したり、新たな製品の開発に役立てるのだそうです。神戸市内の小売店や保育施設などに配置しているそうなので、見かけた方はぜひ使用済みおむつを持って行ってみてくださいね。
少しの協力が、今後のサステナブルな育児の発展に貢献できるのです。
おむつの使い方をひと工夫してサステナブルな育児を目指そう!
布おむつは、環境にもお財布にも優しいサステナブルな育児グッズのひとつです。
一見使いづらそうなイメージがあるかもしれませんが、洗うこと以外は基本的に紙おむつとほとんど変わりません。すべて布おむつにするのは敷居が高い…と感じている方は、まずは紙おむつと併用してみるのがおすすめです。
体験談も参考にしながら、できる範囲で布おむつを取り入れてみましょう。