今回は、保育園や幼稚園に通う子どもでも楽しめる段ボールおもちゃの作り方をご紹介します。おうち時間が増えたことにより、通信販売を利用する機会が増え、自宅にたくさんの段ボールがあるという人も多いようです。
そこでおすすめしたいのが、段ボールで子どもが楽しめるおもちゃを作ること!段ボールはカッターやハサミなどの身近な文房具を使って簡単に加工できるので、手作りおもちゃの材料にぴったりなんです。
こんな方におすすめ
- 保育園や幼稚園に通う子どもが喜ぶおもちゃを作りたい人
- 保育園や幼稚園に通う子どもといっしょに工作を楽しみたい人
- 自宅にある段ボールを有効活用したい人
保育園・幼稚園の子どもも喜ぶ!段ボールでおもちゃを作ろう
おうち時間が増えている今、実店舗での買い物が減り、通信販売を利用する機会が増えた人も多いでしょう。通信販売の荷物は、多くが段ボールに入れられて届くため、自宅に段ボールがたくさんある家庭も多いようです。そんな段ボールを使って、保育園や幼稚園に通う子どもでも楽しめるおもちゃを作ってみませんか?
段ボールの箱型を活かして作るものから、大きさを活かしたダイナミックなおもちゃまで、いろいろな段ボールおもちゃの作り方をご紹介します。
ハンドルまわすと玉がコロコロ!簡単ガラガラポンの作り方
福引きなどによく使われるガラガラポンを段ボールで作ってみましょう。ハンドルをまわすと、玉がコロンと落ちるアクションが楽しいおもちゃです。
例えば、当たり玉を入れてくじ引きをしたり、各玉に景品の名前などを書き、ガチャガチャのように何が出るかを楽しんだりと、いろいろな遊びに応用できます。
▼今回参考にした動画はコチラ
<用意するもの>
- 段ボール:複数枚
- 割りばし:2本(割って使用するため実質4本)
- ピンポン玉:5~10個
- コンパス
- 定規
- カッター
- 工作用接着剤
- セロハンテープ
<段ボールで作る簡単ガラガラポンの作り方>
- コンパスを使って段ボールに半径10cmの円を2つ書き、カッターで切り取る
- 定規を使って、円の中に正八角形を書く
- 別の段ボールから縦7cm×横7.3cmの長方形を8枚切り出し、そのうち7枚を円の中に書いた正八角形の各辺と長方形の短辺を合わせて工作用接着剤で貼り付ける
- 1枚残った長方形に、縦4cm×横4cmのピンポン玉が出る穴をあけ、正八角形の残り1辺に貼りつける
- 2面があいた1辺約4cmの立方体(ピンポン玉1個が入る大きさのケース)を別の段ボールで作り、ピンポン玉が出る穴の上に貼り付ける
- 手順1で作ったもう一方の円形の段ボールに、玉をガラガラポン本体に入れるための小窓を作る
- 小窓を作った円形を本体に貼り付け、ガラガラポンの軸となるよう中心に割りばしを通す。別の段ボールから直径約5cmの円形を2枚切り出し貼り合わせ、本体からはみ出た割りばしの端に接着する
- 横約10cm×縦約20cmの細長い段ボールを用意し、割りばしくるくると巻きつけ、段ボールの端を工作用接着剤でつけ、セロハンテープで固定しハンドルの持ち手を作る
- 巻きつけた段ボールからはみ出た割りばしをカッターで切り取る
- 別の割りばしを3等分し、長辺を貼り合わせ板状にする。板の両端をハンドルの持ち手の円形部分とガラガラポン本体中央に貼りつけハンドル完成
- 別の段ボールから1辺15cmの正方形を5枚切り出し、工作用接着剤で貼り合わせ土台を作る。1辺の中央に半径0.5cmの溝を入れる
- 溝部分にガラガラポン本体から出た軸をかけ、落ちないように上から段ボールをかぶせ土台に貼りつければ完成!
落とし穴に気をつけて!段ボールビー玉転がし
段ボールビー玉転がしは、迷路好き、車好き、ゲーム好きの子どもにぴったりのおもちゃです。ビー玉を転がすコースや落とし穴の位置を自由に設定できるので、難易度を調整できることもメリット。
また図面のテンプレートを利用するので、簡単に作ることができます。
▼今回参考にした動画はコチラ
<用意するもの>
- 段ボール(厚さ5mm)
- 仮止め用スプレーのり
- 工作用接着剤
- カッター
- 鉛筆
- 定規
<段ボールで作るビー玉転がしの作り方>
- 動画で紹介されている図面テンプレートをダウンロードし、プリントアウトしたものを仮止め用スプレーのりで段ボールに貼りつける
- カッターや定規を使用し、図面どおりにパーツを切り出す
- 図面に従い、ビー玉が通るコースを作るための格子状のガイドを、鉛筆で本体パーツに書く
- ビー玉を転がすコースや落とし穴の位置を自由に決め、落とし穴の部分をカッターでくり抜く
- コース作成用パーツを必要な長さに切り取り、本体に貼りつけ、自分が決めたコースに仕上げたら完成!
段ボールおもちゃで保育園・幼稚園の子どもを喜ばせよう
保育園や幼稚園に通う子どもが楽しめる工夫たっぷりのおもちゃをご紹介しました。段ボールは丈夫で分厚いため、カッターを使用するパートは危険が伴いますので大人が担当しましょう。
そのほか段ボールを貼り合わせたり、装飾したりするパートなどは、ぜひ子どもといっしょに工作を楽しんでみてください。