今回の記事では、小学校高学年の子ども向けの段ボールを使ったおもちゃの作り方を3例紹介します。段ボール工作は簡単に作れるものも多く、アイデア次第で見栄えの良い楽しいおもちゃに変身させることができるのも魅力!また、自宅にある身近な材料ともいえる段ボールの再利用にもなる上に、おうち時間で気軽に挑戦できる工作としてもおすすめです。では、早速どんな段ボールのおもちゃの事例があるのか見ていきましょう。
こんな方におすすめ
- 小学校高学年の子ども向けの段ボール工作を知りたい親子
- おうち時間に簡単に挑戦できる工作を探している親子
- 段ボールを再利用しておもちゃにしたい親子
段ボールを使って作れるおもちゃとは?

おうち時間が増えたことで通販を利用して買い物をする機会も増え、自宅に段ボールがたくさんある人も多いはず。段ボールはカッターなどで簡単にカットすることができる上に、接着もしやすいので、工作でもよく使用されています。
例えば、段ボールでお人形を寝かせられるような小さなベッドを作るだけでも、0歳~2歳くらいの子どもが喜ぶおもちゃに変身!その他にも、少し難易度を上げて段ボールで車を作り、さらにコロコロと転がる車輪をつけて本格的な形にするなど、工夫次第でさまざまなおもちゃを作ることができますよ。
次の項目からは、小学校高学年向けの段ボールを使ったおもちゃの作り方を見ていきましょう。
事例1:段ボールを使ったピンボール
最初にご紹介するのは、段ボールで作るピンボールです。まずは、必要な材料と作り方を詳しく紹介していきます。
▼今回参考にした動画はコチラ
<必要な材料>
- 段ボール
- 木工用ボンド
- のり
- 輪ゴム
- ビー玉
- シール
- ペン
- カッター
- ものさし
<段ボールピンボールの作り方>
- 段ボールを、ピンボールの盤面の形と壁になる部分を細長い形にカッターでカットします。
- 【1】で細長くカットした部分を、ボンドで盤面の端に貼りつけて壁を作ります。丸くなっている部分にも同様に貼りつけ、発射台の部分も壁を作ってボンドで固定しましょう。
- ビー玉を落とすための穴の位置を決め、カッターで切り抜きます。穴の周りに色画用紙を貼ります。色画用紙を正方形にカットしたら、段ボールの穴よりも少し小さめに穴を作りって、穴の周りに貼りましょう。
- 段ボールを細長くカットして、重ねてボンドと固定し発射装置を作り、輪ゴムを通しておきます。盤面の発射台の部分に切り込みを入れ、輪ゴムを通してテープで固定しましょう。
- 盤面には、小さな段ボールを折ってボンドで貼りつけ、ビー玉を跳ね返す部分にします。6.ビー玉の受け皿の部分は、段ボールを長方形にカットして壁面を作ります。傾斜をつけるために、斜めに段ボールを貼りつけるのがポイントです。
- 最後に、受け皿と盤面をボンドで固定したら完成!
ボンドはしっかり乾かしましょう!好きなシールを貼ってアレンジしてもいいですよ。
事例2:段ボールを使ったプルバックカー
次にご紹介するのは、段ボールで作る自動車です。使う材料も少なめで、自宅にあるもので簡単に作ることができますよ。
▼今回参考にした動画はコチラ
<必要な材料>
- 段ボール…穴が大きいもの
- ペットボトルの蓋…4個
- 竹串…3本
- 輪ゴム…数本
- プラスチック用接着剤
- カッター
- 千枚通し
<段ボール自動車の作り方>
- 用意した段ボールに本体のプルバックカーのデザインを直接書き込み、線に沿ってカッターでカットしていきます。
- タイヤがつく部分の下の段ボールの穴に、竹串を2本通します。
- 用意したペットボトルの蓋の中央に千枚通しで穴を開けます。
- 【3】のペットボトルの蓋の上側の穴からそれぞれ竹串を通し、片方は外れないようにプラスチック用接着剤で固定します。
- 4か所全てペットボトルの蓋の穴に竹串を通したら、接着していなかった残りの部分も全てプラスチック用接着剤で固定しましょう。
- 輪ゴムを固定するために、前輪と後輪の間の段ボールの穴にもう1本竹串を入れます。
- 後輪の竹串の中央に輪ゴムを固定させ、【6】の竹串に引っ掛ければ完成!
後輪を回して輪ゴムがゼンマイのように巻き取り、本体を離したら走りだしますよ。
事例3:段ボールを使った貯金箱
最後に紹介するのは、段ボールを使った貯金箱です。お金を取り出す際は、銀行のATMように、カードを挿入する本格的な仕組みになっているので、高学年の小どもにおすすめ。
▼今回参考にした動画はコチラ
<用意する材料>
- 段ボール
- カード…硬い素材が◎
- トイレットペーパーの芯
- ハサミ
- カッター
- グルーガン
<段ボール貯金箱の作り方>
- 段ボールにカードの挿入口になる部分を書き、カッターで切り取ります。
- 段ボールをカットして、カードのストッパーになる部分を作り、グルーガンで接着しましょう。
- お札を入れる部分に、グルーガンを使用して段ボールの仕切りを取りつけます。
- 小銭用のカード挿入口の上の部分には、トイレットペーパーの芯をグルーガンで取りつけます。
- お札を入れる部分にも、段ボールをグルーガンで取りつけましょう。
- 本体の側面と底の部分は、段ボールをグルーガンで貼り合わせて取りつけます。
- 取り出し口からお金が滑り出てくるように、本体の中に斜めに段ボールをグルーガンで取りつけます。
- 蓋となる部分に、お札と小銭を入れる部分の印をつけてからカットして、蓋と側面にグルーガンで貼り合わせたら完成です!
お札は丸めて入れるのがポイントです。マスキングテープなどで留めておけば丸めたままの形をキープできますよ。
小学校高学年向けの段ボールおもちゃで楽しもう!
今回紹介した、小学校高学年向けの段ボールのおもちゃは、どれも自宅にある身近な材料で作れるものばかりです。作り方の動画も併せて紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
子どもと段ボール工作に挑戦する際は、カッターやグルーガンなどの道具を使うこともあるので、ケガのないように気をつけましょう。