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マンカラってどんなゲーム?ルールや必勝法を知って親子で遊ぼう

2021年7月19日

この記事では、テーブルゲームの「マンカラ」のルールや必勝法について紹介しています。

マンカラとは対戦型の頭脳ゲームです。小さな子どもでも理解できるシンプルなルールなので、保育園などでも遊びとして取り入れられているそうです。

そこで今回は、自宅で子どもといっしょにマンカラで遊んでみました!


こんな方におすすめ

  • マンカラのルールを覚えたい人
  • マンカラで相手に勝つ方法を知りたい人
  • トランプやカルタ以外のテーブルゲームで子どもと遊びたい人



マンカラ(カラハ)とは?

まずはマンカラの基本的な情報から見ていきましょう。

マンカラの歴史

マンカラは世界最古のテーブルゲームの1つです。アフリカが起源で、およそ紀元前4000年前にはすでにマンカラの存在があったと考えられています。交易などでアフリカから世界中に広がり、名称も「オワリ」「カラハ」など国・地域によって異なるんですよ。


マンカラのルールとは

マンカラのルールはとにかくシンプルで、自陣にある石を相手よりも早くなくしたほうが勝ち・もしくは自分のゴールにたくさん石を集めたほうが勝ちです

マンカラには主に3種類のルールがあり、その中で世界でもメジャーなのが「カラハ」です。まず、「カラハ」のルールについて紹介します。

  1. ボードにある6個×2列の各ポケット(穴)に石を4つずつ置きます。ボードを挟んで向かい合ったときの手前が自分の陣地、奥側が相手の陣地です。

  2. 自分の陣地のポケットを1か所選び、中の石をすべて取り出し、右側にあるポケットのすべてに石を1つずつ入れていきます(反時計回り)。自陣ゴールには石を入れてもOKですが、相手ゴールに入れることはできません。

  3. 持っている石をすべて置き終わったら自分の番は終了で、相手に交代します。ただし、最後の石が自陣ゴールで終われば、もう一度自分の番です。

  4. 順番に石を入れていき、最後の石が自分の空のポケットで終わった場合は、ポケットの対面にある穴=相手陣地の穴に入っている石をすべてゲットできます。相手陣地が空の場合は石を取ることはできません。

  5. ②~④を繰り返し、どちらかの陣地に残る石がなくなったらゲーム終了です。ゲーム終了時にポケットに残ったままの石は、その陣地のプレイヤーの得点として加算されます。ゴールに入った石の数が多いほうが勝ちです。

なお、「イージー」というルールは基本的にカラハと同じですが、「上記の④のルールがないこと」と「ゲーム終了時にポケットに残っている石を得点として加算しない」ことが特徴です。また、自陣のポケットにある石を早くなくしたほうが勝ちという「ベーシック」というルールもあります。

シンプルなルールで一見簡単そうに見えますが、駆け引きや先を読むことが重要な戦略ゲームで奥深いです。知育にもなるので、保育園や児童館などでもよく遊ばれています。子どもから大人までいっしょに遊ぶことができるのもマンカラの良いところでしょう。


マンカラ(カラハ kalah)の楽しみ方 mancala – YouTube


必勝法があるとのことで調べてみた!

マンカラには、なんと必勝法があるそうです!気になったのでネットで調べてみたところ、初手で選ぶべきポケットと、石の残し方にコツがありました。


自分が先攻の場合、初手は「自陣の左から3番目のポケット」の石を取る

左から3番目は「最後の石がゴールで終わる」ポケットなので、自分の順番がもう一度回ってくることになります。こちらはイージー・カラハともに有効な方法です。


右端のポケットを空にしておく

右端のポケットに石がない状態にするのも有効です。次の自分の番が回ってきたとき、石が1つだけ入った状態になります。その1つをゴールに入れれば、もう一度自分の順番になるため、有利になりますよ。イージー・カラハのルールで遊ぶ際にやってみてくださいね。


ゲーム終盤にさしかかったら、自陣の右側に石を残しておく

マンカラは、石の取り方によってはゲーム終盤で相手に大逆転を許してしまうこともあるゲームです。ゲーム終盤で相手陣地に大量の石を送り込むために、右側のポケットに石を残しておきましょう。あまり残しすぎると自分のところにも入ってしまうので、残す石の数はほどほどにしてください。なお、こちらばベーシックルールで遊ぶ際に有効な方法です。

また、石の数が少なくなるゲーム終盤で、ゴールから遠い左側のポケットに石が残っていると負けやすくなります。なるべくゴールに近いポケットに石を残しておくのがベターです。




親子で本気対決!子どもも楽しそう!

必勝法が分かったところで、実際に親子で対決することにしました。Nintendo Switchのソフトに51種類のテーブルゲームが遊べる『世界のアソビ大全51』というソフトがあり、この中にマンカラが収録されています。

任天堂の公式ホームページはもちろん、Amazonなどでも購入可能です。こちらのダウンロード版を購入し、いざ勝負をしかけてみました!

必勝法に従い、石を取っていく

『世界のアソビ大全51』のマンカラは、ゴールに石が多く入ったほうが勝ちという「カラハ」のルールが採用されています。下の画像のキノコ側(青枠)が自分の陣地です。

必勝法の定石どおりに、左から3番目のポケットをチョイスし、石をゴールに入れました。

そのあとは「右端を空ける」「右側のポケットに石を残す」ことを念頭に置き、子どもと交互に石を動かしていきました。

しかし最後は子どもに大逆転され、負けてしまいました。上の画像で見ると青枠内が空になっているので、これでゲームは終了です。相手の陣地(赤枠)に残っているものはすべて子どもの取り分となります。

必勝法にこだわりすぎて、石の動きをよく観察していなかったことが敗因かなと思います……。

子どもの感想としては、ゲームが始まる前に遊び方説明のアニメーションがあるのでルールが理解しやすかったみたいです。真剣にゲームに打ち込んでいました。親に勝てたことが嬉しかったようで、「もう1回やりたい!」と言っていましたよ。


ネットやゲームはもちろん手作りするのも楽しいかも

Nintendo Switchのソフト以外でも、マンカラで遊ぶことができます。

ネットでコンピュータと対戦できる

インターネット上には、オンラインでコンピュータと対戦が可能なマンカラもあります。クリック操作ですぐ遊ぶことができますよ!

・スマホで遊べるアプリもあり!
スマホで遊びたいときはアプリをインストールしても良いですね。「App Store」「Google Play」どちらもマンカラのアプリがリリースされています。中には無料で遊べるものもありますので、探してみてください。

親子で工作してもOK!

マンカラは道具もシンプルなので、子どもといっしょに工作するのも楽しいですね。ポケットは、牛乳パックやプリンを食べたあとのカップなどでも代用できます。石はおはじきを使うと便利ですよ。

親子で楽しく!マンカラで遊ぼう

今回はマンカラのルールや必勝法について紹介しました。子どもとマンカラで遊んでみましたが、とても楽しかったです。シンプルなルールなので子どもでも分かりやすい点が良いですね。スマホに無料アプリを入れておけば、病院の待ち時間などの暇つぶしにもなるのではないかと思いました。あなたも子どもといっしょに、ぜひマンカラで遊んでみてくださいね。

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